オーストラリアのチャイルドケア事情
私のオーストラリアで専攻する学科について少し書きたいと思います😃
私はTAFE(公立職業訓練校)でチャイルドケア👩👧👦を学んでいます。日本で言うところの専門学校で保育士さんになるためのお勉強をしていると言う感じでしょうか?オーストラリアでは公立のTAFE、私立の専門学校、などが分離しているので少し違っているのですが、そのような形です。
講義を受けたり、実習(ワークプレイスメント)を通したりして卒業証明書と資格(Certificate, Diplomaなど)がコースによってもらえるようです。
あくまで私の学校👩🎓👨🎓の例
👩🎓Certificate Ⅲ
6ヶ月で、卒業できた場合はCertificate Ⅲ in Early Childhood Education and Careという資格を得ることができます。
👩🎓Diploma
2年間で、卒業できた場合はDiploma of Early Childhood Education and Careという資格の認定をしてもらうことができます。
Diplomaの方が幅広い知識が学べて、実習等も多く、将来的に卒業生ビザが取得できたり、視野が広がったりするようです。
👩🎓Degree
DiplomaからDegreeの大学に編入して、ECT(Early Childhood Teacher)というものを目指す人もいます。ディプロマより専門性が高いものとなります。
もちろん
Certificate Ⅲ < Diploma < Degree
の順でお給料も変わってくるようです。
大体目安の時給としては(2018年12月現在、VIC州)
👩🎓Certificate Ⅲ 所有者 ⇨ 時給20ドル〜24ドル程度
👩🎓Diploma 所有者 ⇨ 時給22ドル〜28ドル程度
👩🎓Degree 所有者 ⇨ 時給26ドル〜30ドル程度
お給料が良いのはもちろん魅力的ですが、私たち留学生にとって高い学費を払うのは結構痛手なので、TAFEのみで学ぶことのできるDiplomaが素敵だなあと私は考えております。
良いプレイスメント先が見つかれば、実習からそのままカジュアルスタッフに雇ってもらえたり、良い職場が見つかればビジネスビザ、そしてPRの申請のお手伝いをしてくれるところもあるようです。
私の学校の先輩では、たまたま実習に行ったプレイスメント先が、ちょうど数人辞めてしまったタイミングで、そのまま有給アルバイト、そしてビジネスビザまで申請してもらえるかも?などというお話を伺ったこともあります。
オーストラリアでは、何より運が大事なんだなあと感じます。
もちろん資格があればナニー👶🏼のお仕事もしっかりしたお仕事先が見つかれば、規定内のお給料を払ってもらえるようです。(プライベート契約でなく)
私のお仕事先のナニーでは、私の日本やカナダ、フィリピンでの子どもとの経験と、教育を学んできたことを含めて気に入っていただいたため、まだオーストラリアでの資格を持っていない私ですがありがたいお給料を頂いております。
とは簡単に口では説明できますが、英語で子どもたちと一緒に学ぶのはものすごい大変です。アカデミックな英語ばっかり学んできた私にとっては日常会話の英語の方が難しいし、少し難しい単語(大人向けの)を使うと「???」という反応をされます。
何が子ども英語で、何がアカデミックなのかすらわかりません・・・笑
IELTSのスコアでTAFEには入学したのですが、IELTSというのは日常会話ではほぼ役に立ちません・・・
子どもと簡単なお話をするより、環境問題についてディスカッションする方が私にとってよっぽど簡単なのです😢
ということで最近は
Peppa Pigというアニメを1人で観て、お勉強しております。ナニーのお仕事で子どもたちが観ていて、イギリスアクセントで、たまにオーストラリア限定の話もあるよう(?)で気に入っております。
そして、Diplomaを卒業しても、お給料は他のお仕事と比較すると大変です。日本と同じで、保育士不足なのに、給料はとても低いのです。だから誰もお仕事をしたくなくて、そのため保育士不足が解消されないのかな?と思っています。
そこを移民で賄おうとするのがオーストラリアなのかもしれませんね。良い意味(永住権が取りやすくなる)でも悪い意味(移民の給料は低い)でも。笑
Jessica